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土地選びのポイントについて

2019.02.11

家を建てるにあたって、土地選びは大切なポイントです。
どのように土地を選んで良いのか分からず、困っている方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、鎌倉の地理情報をご説明した上で、土地選びのポイントをご紹介します。

□鎌倉の地理情報
鎌倉市は、東京から南西に約50kmの位置にあり、美しい自然に囲まれています。
多くの山が複雑に入り組んだ地形になっていて、鎌倉とその近くの土地では、やぐらという横穴式墳墓がみられます。
鎌倉市の1平方メートルあたりの基準地価は、平均27万5000円ほどになっており、坪単価は約91万円になっています。
鎌倉市内で最も地価が高いエリアは鎌倉駅エリアで、1平方メートルあたり約35万円で、坪単価は約117万円です。(土地代データから引用:運営・株式会社Land Price Japan)

□土地選びのポイント
*生活環境の確認
土地選びには、最寄り駅までの距離や、通勤や通学にかかる時間を重視される方が多いと思います。
もちろんその点も大切ですが、住んでからの生活をイメージするために、実際にその周辺を回り、スーパー、市役所、学校、病院などの施設があるか確認しておきましょう。
家の前の交通量や騒音、近隣住民の雰囲気といった周辺環境も確認しておくことをおすすめします。

*インフラの確認
ガスや水道といったインフラは必ず必要になります。
もし設備が引き込まれていない場合、自費で引込工事をしなければならず、多額の費用がかかる可能性があるため、あらかじめ確認しておきましょう。

*安全性の確認
建物の耐久性だけでなく、家の基礎となる土地の地盤の安全性にも注意する必要があります。
また雨の日に行って周辺道路の水はけの状況を確認したり、市町村の図書館で過去の災害についても調べてみたりするのも1つの方法です。

*法的規制の確認
土地に接する道路が2m以上ないと、建築基準法上その土地には家を建てられません。
またこの道路の幅が4m未満の場合、家を建てる際に敷地の一部を道路としてみなす必要から建築敷地として使用できなくなる場合があります。
土地に接した道路が私道の場合は、権利に関するトラブルにつながるため、事前に権利関係についても確認しておきましょう。

今回は鎌倉の地理情報と、土地選びのポイントについてご紹介しました。
土地選びをする際はぜひこの記事を参考にしていただけたら幸いです。

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木造住宅のメリットについて

2019.02.07

木造か、鉄骨かといったように、どのような構造の家に住むか迷われている方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、木造の家の4つのメリットについてご紹介していきます。

□快適な環境
*調湿効果がある
木には、そのときの環境に合わせて、吸湿・放湿してくれるはたらきがあります。
冬のように、空気が乾燥しやすい時期には、蓄えていた水分を放出します。
一方で、湿気の多い時期には、空気の水分を吸収し、結露やカビの対策にもなります。

*断熱性がある
鉄骨やコンクリートと比べると、木は断熱性が高いです。
外部からの熱を遮り、内部の熱が外部に逃げにくい素材なので直接触れる場所に木を使うと心地よく感じられます。
建物の断熱性能自体は床、壁、天井の断熱材の性能によって決まりますので、木造だから断熱性が高いということではありません。

*癒される
木には、リラックスやストレス解消の効果がある成分が含まれています。
また、いやな臭いを消臭する清浄効果や、音に丸みや深みを持たせる聴覚の癒し効果もあります。
壁、床、天井に木の仕上げを使ったり柱梁などの構造材を現しで使った場合、木目による視覚的な癒しがあり、日々の精神的な疲れを癒してくれるでしょう。

□強度が高い
木は、鉄骨といった他の材料と比べて、優れた強度があります。
例えば、同じ重さのコンクリートと比べると、木材は約400倍の曲げ強度があり、約10倍の圧縮強度があります。
木造建築は強度が弱いイメージを持っていて、驚かれた方もいらっしゃると思います。
日本最古の木造建築と言われる法隆寺を見ても分かるように、設計やメンテナス次第で長年使い続けることもできます。
耐火性についても考慮した設計とすることにより、火事が起きてもその被害を遅らせることができます。

□設計の自由度が高い
木造建築は、間取りを変えたり増築がしやすいです。
そのため、ライフステージの変化に合わせた、柔軟な対応がしやすいのです。
子供が増えたり、家族構成が変わる可能性のある方にはおすすめできます。

□環境に優しい
木造建築は建てる際にエネルギー消費が少なく、温室効果ガスの発生を抑えられます。
これは、環境保全にもつながります。

今回は木造の家に住むメリットについてご紹介しました。
木造の家には、たくさんのメリットがあることをご理解いただけたでしょうか。
この記事を参考にしていただけたら幸いです。

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明るいリビングにするためのコツ

2019.02.04

自分の理想の家として、明るいリビングを希望される方は多くいらっしゃいます。
今回は明るいリビングにするためのポイントをご紹介していきます。

*内装の色
明るいリビングにするためには、壁の色は白色にするのがおすすめです。
白色は光を反射してくれるため、明るく爽やかな部屋にしてくれます。
さらに、白色は部屋を広く見せてくれます。
明るく広々とした部屋にしたい方は、ぜひ白を基調として内装をつくってみてはいかがでしょうか。
リビングの全てを白にしたくない方もいらっしゃると思います。
天井、壁、床の色使いをうまく考えることで、さらに部屋のイメージを変えられます。
例えば、床の色を天井や壁の色よりも濃い色を選ぶことで、床に重みが出て天井が高く見えます。

*窓の配置
「リビングを明るくするために、窓を増やしたり、大きくすれば良いだろう。」
このように、考えている方はいらっしゃいませんか。
しかし、リビングに大きな窓を多く設置すると、家具の配置が難しくなり、困ることがあります。
リビングの家具レイアウトをふまえた上で、窓の数や大きさを考えてみてはいかがでしょうか。
採光用の窓と、窓からの光を受ける一面の壁をバランスよく配置することで明るく広がりのある空間になります。

窓は部屋の上部に設置するほど、より明るいリビングになります。
天井に吹き抜けをつくり、窓を設置することは、部屋が明るくなるだけではなく、気持ちの良い日差しが入り、居心地の良い空間になります。
道路に面した場所や、隣の家との距離が近く、外からの視線が気になる方は、細長い高窓をつくってみてはいかがでしょうか。
視線を気にすることなく部屋を明るくでき、モダンでおしゃれなデザインにもなります。

*家具の配置
家具の大きさによっては、窓から入る光を遮ってしまうかもしれません。
そのため、高さの低い家具を選び、窓の反対側に置くことをおすすめします。
大きな家具を置く必要がある場合は、窓の前に置くことは避け、まとめて家具を配置することを心がけておきましょう。

今回は明るいリビングにするためのポイントをご紹介しました。
この記事を参考にしていただけたら幸いです。

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