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住宅に開放感を与えるリビングの間取りについて

2018.11.29

「開放感のあるリビングで過ごしたい」
開放感のあるリビングで家族や親しい人とのんびり過ごすのはリラックスでき気持ちのよいものです。
今回は、開放感を感じるリビングの作り方についてご説明します。

□インテリア
*余白を意識した家具の配置
開放感のある空間を作り出すためには、余白を作り出すことが大切です。
リビングの幅いっぱいのソファーや大きめの机を配置するなど、家具で部屋がいっぱいになってしまうと、部屋に圧迫感が生まれてしまいます。
余白を意識し、バランスよく家具を配置しましょう。

*統一感を出す
開放感を作り出すためには、統一感のあるインテリアを。
モダンな白と黒をベースにした部屋であれば、モノトーンな家具や雑貨を、木の温かな空間を演出したいのであれば、金属など人工物の雰囲気が強いものは置かないなど統一感を出すことで、部屋がまとまった印象になります。

*素材
天井の木仕上げが軒天井まで繋がったり、床フローリングがウッドデッキで外に繋がっていったりすることで、視線が抜けて開放感につながります。
壁に石やタイルを貼ってそのまま外に繋がって壁が伸びていくと同様に視線が抜けて広がりが演出でき開放感を得られます。

□間取り
*天井を高くする 大きな壁面を造る。
開放感を作り出す要因として、空間の大きさ感が挙げられます。
天井を高くして窓など何もない大きな壁面を造り、外光の変化が作り出す陰影を映しだすことで新たな空間が生まれ、広々とした空間が手に入れられます。
建物規模により吹き抜けが作れなくてもスキップフロアなど断面を操作することで高い天井をつくることは可能です。

*大きな窓を作る
床から天井いっぱいの大きな窓を作ることによって、天井伝いに視線が抜けて空間を広く見せる作用があります。
広くないリビングでも開放感が得られ、外の景色を楽しむことができます。

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横浜銀行の住宅ローンの種類について

2018.11.26

「住宅を購入したいけど住宅ローンが組めるか不安」
「住宅ローンの種類について知りたい」
住宅購入には莫大な費用がかかるため、ほとんどの方が住宅ローンを組んで購入されると思います。
住宅ローンについてあまり知識がないという方も多いかもしれません。
横浜銀行で取り扱われている住宅ローン種類についてご紹介します。

*フラット35
フラット35は、最大35年の長期固定金利の住宅ローンです。
借入時に返済金額が確定するため、返済計画を立てやすいというメリットがあります。
保証料や保証人が不要という点が大きな魅力になっています。

*がん保障特約付き住宅ローン
住宅購入時の不安の1つに、もしこの先病気になってローンが払えなくなってしまったらというのが挙げられると思います。
そんな心配を払拭してくれるのが、このがん保障特約付き住宅ローンです。
がんと診断された場合、住宅ローン残高は0円となり、返済不要になります。
さらに、その他病気やケガで入院した際には一時保証金もある手厚いプランです。

*8大疾病保証特約付き住宅ローン
がんだけではなく、かかりやすい8大疾病と言われる病気のどれかに当てはまり、一定の条件を満たした場合、住宅ローン残高が0円になります。
また、世帯主だけではなく奥様が女性特有のがんだと診断された場合にも、一時金として100万円が支給されます。

□金利
金利には大きく分けて固定金利と変動金利の2種類が存在します。
横浜銀行では、変動金利型と固定金利型、二つを合わせたような固定金利指定型の3種類のプランが用意されており、返済プランに合わせて選択できます。

*固定金利
固定金利とは、借入期間中一定の金利のことで、横浜銀行の場合借入期間15年・20年・35年の3種類用意されています。
借入後に市場金利が上昇しても金利は上がらないため、将来にわたり借入時の金利による返済額が確定するメリットがあります。

*変動金利
変動金利は定期的に金利が変わるため、借入時に将来の返済額が確定しないので返済計画が立てにくいというデメリットがありますが、借入時に金利を差引されるプランがあり固定金利より低い金利で借入できます。
固定金利指定型も基本的には変動金利型の住宅ローンで借入当初3年、5年、10年を固定金利にできる商品になります。

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年収700万円の方の住宅ローン返済プランを考える

2018.11.22

「年収が700万円の場合、どのような住宅購入プランを立てるべきか」
多くの方にとって住宅購入には年収以上の費用がかかるかと思います。
そのため、多くの方は住宅ローンを組んで住宅を購入しますが、どのような返済プランを立てればよいのでしょうか?
今回は、年収700万円の方が住宅ローンを組む際を例にして返済プランについて考えてみます。

□借り入れ金額の目安
*年収700万円の方の月々の出費シミュレーション
年収が700万円で、手取り額を540万円だったとします。
単純計算で12で割ると月額45万円。

・食費     8万円
・水道光熱費  2万5000円
・通信費    1万5000円
・各種保険料  1万円
・自動車維持費 4万円

残りは28万円。
さらにそのうち日用品や服の購入、趣味娯楽、交際費として8万円が無くなるとすると残りは20万円です。
余裕を持っても、月々の返済額は15万円あたりが妥当ではないでしょうか。
また住居費は、年収の3割程度に抑えるのが一般的とされているため、年間210万円、毎月17万5000円の支払いが限度ということになります。

□年収700万円の方が金融機関から借り入れできる金額の目安
融資を行う際の上限金額は、返済負担率というものによって定まっています。
年収700万円の方は35%と定められているため、年245万円借りられます。
しかし、この金額は住宅ローンだけではなく、車のローンやその他借金を全て含めた額です。
また、一般的に年収の25%が、1年間の住宅ローン返済に当てられる限界だと言われています。
つまり、年収700万円の方の返済限度額は175万円です。
175万円だと月々の返済金額は14万6000円近くになります。
35年ローンを組んで住宅を購入すると仮定すれば、合計借り入れ金額は大体4500万円から多くても5500万円といったところです。

□年齢によっても借り入れ可能な住宅ローンは異なる
ここで注意していただきたいのが、住宅ローンを組む年齢によって、借り入れ可能金額が変化するということです。
定年は、大体60歳か65歳を目処に行なっている企業も多く、金融機関もその基準を目安に借り入れ金額の上限を定めます。
すると、年齢が高くなるほど長期での借り入れが困難になり、上限金額が減ってしまいます。

今回は、年収700万円の方が住宅ローンを組む際を例にして返済プランについて考えてみました。
住宅ローンの返済プランを考える参考にしていただけたら幸いです。

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住宅の地震に対する強さについて

2018.11.19

日本は世界有数の地震大国でここ数年、地震が頻発していますので、住宅を建てる場合地震に強く長く使える住宅にしたいと考えます。
耐震性能の検討も家づくりの大切な項目ですので、目標となる目安を表す耐震等級について特徴も含めて紹介していきます。

□耐震等級とは
地震に対する構造躯体の倒壊、崩壊等のしにくさ及び損傷のしにくさを表示するのに「耐震等級」が用いられます。
耐震等級とは、住宅の品質の確保・促進等に関する法律(品確法)によって定められた等級で、1、2、3の3段階で表示されます。

*耐震等級1
建築基準法の水準を満たしている耐震等級。

耐震等級1を満たす条件は、一つは数100年に1度の地震(震度6強〜震度7に該当する地震)でも損傷は受けても、人命が損なわれるような壊れ方をしないこと。
2008年の岩手・宮城内陸地震、2011年の東北地方太平洋沖地震、2016年に起きた熊本地震が挙げられます。

二つ目は、数10年に1度の地震(震度5程度の地震)程度では大規模な工事が伴う修復を要するほどの著しい損傷が生じないこと。
ここ近年震度5以上の地震は、年間少なくとも8回国内で観測されており、2018年は9月までに8回すでに観測されています。

*耐震等級2
耐震等級2は、耐震等級1の1.25倍の強さを持った建物を表します。
学校や病院など大型の公共施設は、耐震等級2を基準に建設されています。

*耐震等級3
耐震等級3は、耐震等級1の1.5倍の強さを持った建物を表します。
消防署や警察署などの防災拠点の建物に多く用いられます。

耐震等級はあくまでも建物の強さの目安で、建物の壊れにくさは地盤の強さ、建物周期など様々な条件によりますので、建設敷地の地盤などを含めて設計事務所に相談してみるのがよいと思います。

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ゆったり過ごす家の間取りのアイデア

2018.11.15

平日は仕事や家事で忙しい分、休日は家でゆっくり過ごしたいという方も多いのではないでしょうか。
今回は、プライバシーが確保された空間で、家族や友人たちと楽しく過ごせてリフレッシュできるリビングなどのアイデアについてご紹介します。

□オープンリビング
ホールや廊下などハブの役目をしているようなリビングを指します。
リビングから各部屋への出入りが見渡せるため、誰が帰ってきたか、誰が2階から降りてきたかなどを把握しやすくなるため、家族間でコミュニケーションをとる機会が増えるメリットがあります。
ホールや廊下がない分リビングが広くできることが最大のメリットで、階段もスケルトンにして見せる階段としてリビング内に設置するレイアウトは1階リビング案の場合多く採用しています。

□セカンドリビング
メインリビングと別にもう一つ、リビング機能を持つ部屋を指します。
セカンドリビングは二世帯住宅で採用しているケースが多くみられますが、家族の成長段階に合わせて使い方を変えられるため、単世帯家族に採用するメリットもあります。
子供の遊び場として活用した後、夫婦の趣味や憩いの場として使用することも可能です。

□吹き抜け
吹き抜けのある家は天井も高く、開放感が出ます。
2階から1階の様子を見たり、1階にいても2階の人と会話ができるなど、コミュニケーションを取りやすいのも、吹き抜けがあることで生まれる大きなメリットです。
吹き抜けがあることで円滑なコミュニケーションに繋がるだけではなく、太陽の光を効果的に室内に取り入れられるため、明るい家作りにも役立ちます。
また、オープンリビングとの組み合わせによって、より開放感を演出するレイアウトもよく採用しています。

□アウトドアリビング
アウトドアリビングとは、室内のリビングスペースと隣接した庭や、バルコニーの部分もリビングとして活用したり、リビング同様の機能を持たせたりすることによって生まれる空間です。
室内と外の区別を明確にしないことで、自然との一体感が生まれ、部屋に開放感をもたらします。
室内でできないバーベキューも気軽に行えますし、家でパーティーを開く際にも最適のスペースです。

これらのアイデアを家族や友人たちとゆったりと過ごせる家づくりの参考にしてください。

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