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家づくりにおける間取り設計のコツ

2019.01.14

「間取りを考える上で重要となるポイントは何だろう」
「自分の感覚で間取りを考えて失敗するのは避けたい」
念願のマイホームでの住まいの間取りは慎重に考えたいものです。
そこで今回は、家づくりで間取りの設計のコツについて解説します。

□家族とのコミュニケーション
住まいは、家族とのコミュニケーションが生まれる場所です。
コミュニケーションを大切にするためには、どのような間取りが適しているのかを考えることも大切です。
例えば、家族が集まりやすい部屋としては、くつろぎの空間であるリビングや食卓を囲むダイニングなどが挙げられます。
まずは、テレビを置く場所やテーブルを設置する場所を想像して、家族がどのような場所でくつろぐのか、家族間の距離間が一定に保たれるかといったポイントを押さえましょう。

□リビングを設置する階
リビングは、設置する階によって、機能や生活様式が大きく変化します。
例えば、2階にリビングを設置する場合は、日光を取り入れやすくなります。さらに、周囲の地形などにもよりますが、外の景色をより遠くまで眺めることができるでしょう。
自然豊かな鎌倉では外の緑や景色を取り込んだリビングをおすすめします。
しかし、階段の上り下りが少し大変になるので、玄関からリビングまでの動線やお風呂などの水回りとの関係性に注意が必要です。

□窓が与える効果
窓は採光や換気、外の景色を見せるといった役割を持ちます。
そして、窓には周囲のスペースに開放感を与える効果もあります。
窓を介して、内と外の関係性をイメージするとより広々とした空間を演出することができます。

□風通しを考えよう
風通しの良い間取りを設計できると、部屋の空気を新鮮に保つことができます。
間取りを考える際は、窓を設置する場所を考えると良いでしょう。
特に、1つの部屋に対して2つの窓が対面している、あるいは、斜めの位置にあるようにすると空気がうまく循環します。
しかし、窓をたくさん設置すると外からの視線が気になってしまったり、外観が美しくなくなったりすることがあります。給気口や換気扇などもうまく利用して空気が循環するように考慮しましょう。

今回は、住まいの間取りを設計するコツをご紹介しました。
ぜひこの記事を参考に、理想の住まい像イメージしてみてください。

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快適に過ごせる家のアイデア

2018.12.03

「夏は涼しく、冬は暖かい」
このような住宅に住み、家の中で快適な生活を送りたいと思う方は多いのではないでしょうか。
日本の四季は美しいですが、年間の温度変化は関東で20~25℃あります。
今回は、自然の力を生かして快適に過ごせる家の考え方、間取りについてご紹介します。

*軒を深くする
軒とは屋根の延長部を指し、家本体から屋根が長く出ている場合を軒が深いと言います。
最近では、敷地条件や建設コストの関係で軒自体が無い住宅も増えました。
軒があるかないかによって、直射日光の取り込み方は大きく変わります。
南側に軒が深ければ、夏の直射日光をカットできるため、室内の温度上昇を和らげられます。
「冬の寒い時期は太陽が差し込まないのでは?」と思うかもしれませんが、
冬は夏に比べ太陽の角度が低いため、深い軒でも十分日光を室内に取り入れることができます。

*シーリングファンを取り付ける
シーリングファンとは、天井に付いている空調効率をよくするための扇風機のようなものです。
吹き抜けがあったり、天井が高く気積の大きい家は場所による温度差が大きくなりやすいため、シーリングファンを取り付け暖かい空気を下に、冷たい空気を上に、空気を循環させることで効率よく部屋を快適にすることができます。

*部屋には窓を2つ以上設置する
窓は日光を取り込むだけではなく、空気を取り込むためにもとても重要です。
1つの窓でも換気は行えますが、2つ以上あるとより空気の流れがよくなります。

2方向に窓をつけることで、空気の循環を促せます。
夏の暑い季節に空気の流れをよくすることで、エアコンの力に頼らず室内のこもった空気を追い出せますし、冬には換気にかかる時間を短くできます。

*大きな窓からは少し離れる
南側窓の付近は、冬や中間期に日差しのある窓辺でゆったり過ごす気持ちよさがあると同時に、夜には窓直近は外気に近い気温となります。
冬は寒く、夏は暑い場所でもありますので、ある程度窓から離れた位置に家具を置くことをおすすめします。
掃出し窓前はソファーなど家具を置かず視線の抜けを確保するようにして、縁側のようなスペースにするのも方法の1つです。

今回は、快適に過ごせる家として、風通しの良さや太陽と部屋の関係についてお伝えしました。
快適な家づくりを行う際には、参考にしてみてください。

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住宅に開放感を与えるリビングの間取りについて

2018.11.29

「開放感のあるリビングで過ごしたい」
開放感のあるリビングで家族や親しい人とのんびり過ごすのはリラックスでき気持ちのよいものです。
今回は、開放感を感じるリビングの作り方についてご説明します。

□インテリア
*余白を意識した家具の配置
開放感のある空間を作り出すためには、余白を作り出すことが大切です。
リビングの幅いっぱいのソファーや大きめの机を配置するなど、家具で部屋がいっぱいになってしまうと、部屋に圧迫感が生まれてしまいます。
余白を意識し、バランスよく家具を配置しましょう。

*統一感を出す
開放感を作り出すためには、統一感のあるインテリアを。
モダンな白と黒をベースにした部屋であれば、モノトーンな家具や雑貨を、木の温かな空間を演出したいのであれば、金属など人工物の雰囲気が強いものは置かないなど統一感を出すことで、部屋がまとまった印象になります。

*素材
天井の木仕上げが軒天井まで繋がったり、床フローリングがウッドデッキで外に繋がっていったりすることで、視線が抜けて開放感につながります。
壁に石やタイルを貼ってそのまま外に繋がって壁が伸びていくと同様に視線が抜けて広がりが演出でき開放感を得られます。

□間取り
*天井を高くする 大きな壁面を造る。
開放感を作り出す要因として、空間の大きさ感が挙げられます。
天井を高くして窓など何もない大きな壁面を造り、外光の変化が作り出す陰影を映しだすことで新たな空間が生まれ、広々とした空間が手に入れられます。
建物規模により吹き抜けが作れなくてもスキップフロアなど断面を操作することで高い天井をつくることは可能です。

*大きな窓を作る
床から天井いっぱいの大きな窓を作ることによって、天井伝いに視線が抜けて空間を広く見せる作用があります。
広くないリビングでも開放感が得られ、外の景色を楽しむことができます。

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ゆったり過ごす家の間取りのアイデア

2018.11.15

平日は仕事や家事で忙しい分、休日は家でゆっくり過ごしたいという方も多いのではないでしょうか。
今回は、プライバシーが確保された空間で、家族や友人たちと楽しく過ごせてリフレッシュできるリビングなどのアイデアについてご紹介します。

□オープンリビング
ホールや廊下などハブの役目をしているようなリビングを指します。
リビングから各部屋への出入りが見渡せるため、誰が帰ってきたか、誰が2階から降りてきたかなどを把握しやすくなるため、家族間でコミュニケーションをとる機会が増えるメリットがあります。
ホールや廊下がない分リビングが広くできることが最大のメリットで、階段もスケルトンにして見せる階段としてリビング内に設置するレイアウトは1階リビング案の場合多く採用しています。

□セカンドリビング
メインリビングと別にもう一つ、リビング機能を持つ部屋を指します。
セカンドリビングは二世帯住宅で採用しているケースが多くみられますが、家族の成長段階に合わせて使い方を変えられるため、単世帯家族に採用するメリットもあります。
子供の遊び場として活用した後、夫婦の趣味や憩いの場として使用することも可能です。

□吹き抜け
吹き抜けのある家は天井も高く、開放感が出ます。
2階から1階の様子を見たり、1階にいても2階の人と会話ができるなど、コミュニケーションを取りやすいのも、吹き抜けがあることで生まれる大きなメリットです。
吹き抜けがあることで円滑なコミュニケーションに繋がるだけではなく、太陽の光を効果的に室内に取り入れられるため、明るい家作りにも役立ちます。
また、オープンリビングとの組み合わせによって、より開放感を演出するレイアウトもよく採用しています。

□アウトドアリビング
アウトドアリビングとは、室内のリビングスペースと隣接した庭や、バルコニーの部分もリビングとして活用したり、リビング同様の機能を持たせたりすることによって生まれる空間です。
室内と外の区別を明確にしないことで、自然との一体感が生まれ、部屋に開放感をもたらします。
室内でできないバーベキューも気軽に行えますし、家でパーティーを開く際にも最適のスペースです。

これらのアイデアを家族や友人たちとゆったりと過ごせる家づくりの参考にしてください。

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