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住宅建設にかかる予算を考える|分離発注方式について

2018.12.10

「住宅建設」、念願のマイホームに夢が膨らみます。
しかし、同時に忘れてはいけないのが住宅建設にかかる予算との兼ね合いです。
できるだけ予算を抑えつつ、納得のいく住宅を建てたいものです。
今回は、住宅建設の予算を抑える方法として、分離発注方式を紹介します。

□分離発注方式とは
ハウスメーカー、工務店などを介さず、各工事を専門工事会社にそれぞれ建設依頼主が直接発注して建設する方式です。
分離発注方式を用いるメリットについて詳しく見ていきます。

*コストカット
分離発注方式を用いる大きなメリットは、コストカットです。
分離発注方式の場合、工務店を介さずに建設依頼主が専門工事会社に直接依頼するため、工務店やハウスメーカーの経費が省けます。
材料についても、よりこだわりを持つことが可能です。
また、全ての見積書に目を通せるため、資金の透明性を確保できるという納得感もあります。

*業者との意思疎通が取りやすい
建設依頼主が直接業者を選定できるため、自分に合った、信頼性の高い業者を選べます。
そして、担当業者と直接コンタクトを取ることによって、お互いの認識の行き違いを防ぎ、より理想に近い住宅を建てられます。

□一括発注方式との違い
分離発注方式と対称になる発注方式を一括発注方式と言います。
一括発注方式は、総合建築会社に住宅建設に携わる全ての工程を一括して委託することを指します。
このような総合建設会社は、〇〇工務店、〇〇建設、〇〇ホームなど様々な名前があり、建設依頼主と実際に施工を行う業者の仲介役となり、工事を進めていきます。
一括発注方式を用いると、建設業務にかかる全ての窓口を総合建設会社が引き受けてくれるため、各業者に連絡する手間が省けます。
しかし、総合建築会社を利用してかかる住宅建設費には、経費がいくらで、実際に建設にかかる費用がいくらなのか詳細が分かりにくいケースもあります。
建設コストも、分離発注方式を用いるよりも高くなるいことが多いと言われています。
分離発注方式のデメリットについては別の機会に説明しますが、どちらが自分に合った方式か設計事務所と相談しながら採用するとよいと思います。

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