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インナーバルコニーについて

2019.01.17

鎌倉で素敵な庭を家につくりたいと考えている方におすすめなのがインナーバルコニーです。
なんとなく聞いたことがあるという方もいらっしゃると思いますが、今回はインナーバルコニーについて説明していきます。

まずはバルコニーがどういったものなのかというと、2階以上の外に張り出した、屋根のない手すり付きの外部空間をバルコニーと呼ぶことが一般的です。
「ベランダと一緒?」と思われる方もいらっしゃいますが、もともとは屋根付きのものをベランダ、屋根なしのものをバルコニーと分けて考えていたようです。
最近では建物に取って付けたような屋根付きのベランダを取付ける家が少なくなりましたので、使い分けもあいまいになってきている気がします。
インナーバルコニーは建物の形はそのままで、本来は内部空間である家の一部が外部空間になっているものです。
ベイバルコニーもインナーバルコニーに含まれることになるでしょうか。
建物の外形は変わらないため、外からの見た目はスッキリします。

使われ方は広さにもよりますが、インナーバルコニーはプライベート性が高いため、洗濯物を干すだけでなく、ガーデンニングやバーベキューなどアウトドアリビングとしての使われ方を想定して設計することが多いです。

インナーバルコニーの特徴は「天候に影響されにくい」ことです。
屋根が深くかかっているため、台風のような強い風が吹かなければ、干した洗濯物や布団が濡れる心配が少ないため、安心して外出できます。

*紫外線対策
洗濯物を干す時に気になるのが紫外線です。
夏は干している間に洗濯物が日焼けしやすいですが、インナーバルコニーには屋根があるため、紫外線の対策をしなくても、洋服の日焼けを防止できます。

*趣味を楽しめる空間を演出できる
ガーデニングや家庭菜園を楽しんだりと、インナーバルコニーでは自分の趣味の空間をつくれます。
またそこに、テーブルや椅子を設置することで、夜には星を眺めながらお酒を飲んだり、リラックスできるプライベート空間を演出できます。
また、休日には机を置いてアウトドアダイニングとして、家族で食事を楽しめます。

このように、インナーバルコニーには、通常のバルコニーにはない利点を持ち、その用途も多岐にわたります。

今回は、インナーバルコニーについてご紹介しました。
インナーバルコニーは、プライベートな外部空間として自然を身近に感じられる場を提供すだけでなく、リビングやダイニングとつなげることで、広がりを演出することもできます。
ぜひこの記事を参考にし、インナーバルコニーを検討していただけたら幸いです。

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